大分で妊娠&母子手帳の発行まで済んだら
おおいた孫育てガイドブックというものがもらえます。
この冊子を読んでみた感想と、義父母との実体験を書いていきます。
最初に
母子手帳を発行した際に、母子手帳を取りに行った母親か父親のどちらかに全て一式で渡されます。
その中の一冊に、このおおいた孫後育てガイドブックというものが入っています。
【疑問】この冊子誰に渡すの?
この冊子、1冊しか入っていないんです。
知っておこう、いまどきの孫育て
なんてサブタイトルがいいこと書いてそうに思える表紙ですが
実のところ、妊婦さんに渡してもおじいちゃんおばあちゃんに行きわたるとは全く思えないのです。
そもそも1冊しか同封されていないところに、保健所は他人事にしか思っていないような。そんな印象を抱きます。
(実際は他人事ですが、保健所の保健師さんには一番に親身になってほしいという希望もあってそんな風に考えちゃう・・・🤔)
※冊子は申し出れば余分にもらえるのかもしれません
この冊子自体への感想
妊娠期から思春期までのママに寄り添った内容になっています。
各成長の分岐点にスポットを当てて、可愛いイラストと一緒に色々な情報が記載されているので、一見長く使えそうな内容になっています。
昔はよかったけど、今はダメなことも各期間ごとに記載されているのでそこだけでも目を通すと昔と今の子育て環境の違いがざっくりとわかるのでオススメです。
意外に渡しづらい他人への本
これ実際に渡すとしても、義母・義父に渡しにくくないですか?
「あなたたちのやってきた子育て間違ってますよ」って突き出すようなものに感じ取れるのですが・・・
孫ができたからと言って、手放しで喜んでくれる大人ばかりではないんです。
そして人間、「自分が知りたい」と思ったことしか脳みそに刻まないものです。
他人からもらった冊子を見て、興味を持ってくれればいいですが・・・そう上手くいくものか??
たまたまテレビで流れてきたくらいのほうが、まだじっくりと見てもらえるかもしれません。
それに、これからおじいちゃんおばあちゃんになる2人にもそれなりに自分が正しいと思ってやってきたことや、子育てをやってきたからこそついた自信なんかもあるはずです。
そういったプライドを曲げてしまうのは、簡単なことじゃありません。
なんにせよ深く考えないで、「こんなものもらいまいました~渡しておきますね~」と渡しやすい方に渡せる人が優勝ですね(笑)
内容についての感想と子育てにおける実体験
内容についてですが、ぶっちゃけて自分の子供ができたわけじゃないのにこれをしっかり読み込むか?と言ったら読まないと思います。それに意外に文字が多くて小さい。
おじいちゃんおばあちゃんの立場からしたら、ムリしてこんな冊子読まなくても今までの経験があるから・・・と思ってしまうのでは?と感じます。
実際に、私は義家族へこれを渡した(夫が)はずですが
- 「わたしのときはこうだったから△△したら?」
- 「〇〇(夫)は小さい頃こうだったから□□してみたら?」
など昔ばなしと重ねて話されたりすることも多かったです。
それに加えて、親は私たちであるはずですが
義母から
- 「悪いことしたらすぐに怒るから」
- 「厳しくいくからね」
と言われたこともあります。
これはもう過干渉です。
よかれと思って、もし言っている人がいれば控えてほしい案件です。
おじいちゃんおばあちゃんに気を付けて欲しいこと
一番注意してほしいことは、「自分のときはこうしたから」という固定観念です。
自分の子供を育てる為に、やってきたことはそれはとても立派なことかもしれません。
ですが、「孫」というのは血筋でいえば繋がっているかもしれませんが、完全な別の家庭だということを忘れないで欲しいです。
勤めている会社も違えば、人脈もお給料も、環境がまるで違うのです。
サトウも経験したのですが、固定観念というのは恐ろしいものです。
冊子におもちゃの購入についても書かれています。
と。
相談?なにそれ?です。されたことないです。
- 「子供はキャラモノが好きでしょう」
- 「子供はアンパンマンとかドラえもんじゃないと」
という固定観念から、義父母からいただくものは全てアンパンマンや奇抜な柄の洋服や、ドラえもんのパジャマなど・・・
正直本当に相談してほしかったです。
キャラものは確かに可愛いデフォルメで作られていて、一般的には可愛いんでしょうが人それぞれ好みというものがあります。
我が子を例にすると・・・
アンパンマンは全く見ていないし、存在を知っている程度。
ドラえもんも存在は知っているしテレビも見たことはあるけれど、おもちゃや服が欲しいというレベルではないのです。
こどもはみんなアンパンマン
みたいな固定観念はやはり自分の子供がそうだったから他者もそうだろうという思い込みです。
洋服に関してはもっと神経質になってほしいところです。
- 「子供は明るい色が好きでしょう」
- 「アンパンマンの服が可愛いからいいでしょう」
などもってのほかです。
※もちろん、子ども自身がキャラを指さしたり自ら意思を示したものに対しては尊重するべきです。
むしろ、キャラものの洋服や奇抜なデザインのものを着ている子供のほうが少ないんじゃないですか?今って。
でも、これももしかしたら固定観念かも・・・
たまたま通っている保育園の子達が無地の服が多いだけなのかもしれません。
人間1つの考えに囚われてしまうのは怖いところです。
大切なのは、ママの意見を聞くこと
冊子については、実際に役に立てている人も中にはいるかと思います。
ただ、そういう人ばかりではないということを知ってほしいです。
一番大切なのは、
今、ママがどうしてほしいのかお互いに話す&聞くことです
よかれと思っても、まったく別の考え方を持った1人の人間だということを忘れてはいけません。
聞いてしまったほうが早いし確実です。
子育ての理想ややり方・手の抜き方や力の入れ方は人それぞれやり方があります。
祖父・祖母・パパにしてもそうですが、きちんと細かく話あうことが子育てを続けていく上で大切ではないかと思います。
最後に
孫育てガイドブックというのは、パパ・ママのやり方を尊重したうえで参考にするものだと考えます。
ガイドブックというものがあるから、細かいことまで気になってしまいますが、お互いに話し合う・相談することが一番大事です。
この冊子は、実際におじいちゃんおばあちゃんに渡さなくても、
パパ・ママが話し合う・相談することができればきっと伝えることができると思います。
(話し合うことが難しい場合は、やはり冊子の力は大きいかもしれません。)
今と昔でこんなに違いがあるんだったら、学生の頃から教科書に載せたりなんかして学ぶ機会が増えればいいのに・・・と思います。
急に子どもができたからと、こんな冊子だけでポイと放り出されても困りますよね。
最後愚痴っぽくなってしまいましたが、孫育てガイドブックの感想と実体験でした。
では~✋🎵